You raise me up

ドラマに対する文句ばっかりで三人の感想全然書けてなかったので改めて。
藤ヶ谷は少ない演技経験の中、本当によくやったなぁと思います。一番伸びしろがあると思うので、これからも色んな演技をしてほしい。惜しむらくはあまり見せ場らしい見せ場がなかったことですが、まあそこはね。これからに繋がってくれたらいいな。堤作品で身に付けた賜物か、間がとても良い子だと思う。峰治や儀三郎との掛け合いシーンとか良かったよ。
こきたんは、実はこれといって印象に残ったシーンっていうのはなくて平均的によくできたなあ、と。さすが出来る子こきたん。連ドラとのハシゴでよく頑張ったね。現代モノだと、今のあの子は何を演じても似たような演技になってて*1惜しいなぁと思っていたのですが、今回でこんな違う演技も出来ます!っていうのをちゃんと示してくれたのがうれしいです。偉そうでごめん。でも本当うれしいんだ。
ピ様はねー、華だね。さすが、と感心するシーンがたくさんあった。演技はぶっちゃけアレな子なのですが*2、それ以上に圧倒的な華がこの人にはあるんだなぁ。凜とした潔癖さが武家の子息としてハマっていて、案外ピ様は時代モノのが似合うんじゃないかと思いました。その美しさに思わず何度もひれ伏したくなったわぁ。
ドラマとしての評価はともかく三者三様、自分のいいところをそれぞれアピールできたんじゃないかと思います。お疲れ様!

*1:似たような役しか来ないというのもあるだろうけど

*2:でも彼の演技(仕事)に対する考え方とか、役への接し方とかはすごいと思って素直に尊敬できる