偶像像

あまりにもむかつきすぎて、書くのも嫌でどうしてやろうかと思っていたのですけれど、壱子さんが言いたいこと全部書いてらしたからもういいやー(笑)そんな中、二宮さんのインタビューが各所で絶賛されているHを読みました。立ち読みだけで済ませるつもりが、あまりにも素晴らしかったので思わずお買い上げ。ニノ担はニノを選んだことを誇りに思っていいと思う。嵐担も、彼が嵐にいて、嵐を愛していることを誇りに思っていい。彼は本当にアイドルというもののプロフェッショナルだ。ちょっと抜粋してみようかな。あ、比較してるんで不快に思いそうな方はスルーしてください。

――アメリカでの撮影はどんな体験でしたか?
「う〜ん、辛かったよ。(中略)慣れてくるとだんだんテンションが落ち込んでくるんだよね。(中略)べつにそっち(戦争の世界)に入って出てこれないってわけじゃないんだけど、獅童くんがいることによって『あっ、入ってきたんだ』って気付くっていうかさ」

ニノがこういう風に言うのって珍しいと思った。しどー氏は自分のシーンがなくても私服で現場に来るので、彼を見て現実に返っていたニノ。それほど作りこまれた世界観に身を投じる感覚は素晴らしさと同時に恐怖でもあると思う。

――そこで現実に戻れるという。
「うん。で、アメリカ行ってお芝居とかが変わりましたとかっていうのはないんですよね。っていうのは、留学してたわけじゃないし、自分にできることをやりに行っただけだから。」

自分はあくまでも自分でしかない。過剰にも不足にも自分を判断しない。あまりにも自然すぎるため、それをできる人間は数少ない。ニノはそれを、呼吸でもするようにごく自然にやってのける。あかにしはニノのこの言葉を座右の銘にするがいいよ。

「僕は好きなものと得意なものっていうのは比例しないと思ってるの。」

けっこう、目から鱗。あかにしくううううううん

「この仕事をする上で、これは自分で絶対なくしたくないって思ってるものが、世間から求められてなかったら、全然意味ないでしょ。(中略)こういうのはやらないとか、ああいうのは断るとかさ、そういうのはもったいないなと思うわけですよ。そこじゃなきゃできない、やれない自分がヤだよね」

あかにしいいいいいいいっていうか、かつんんんんんんんん

「ちょっとでもカッコよく見せようとかしてる人のお芝居を見たりすると、すごい腹立つの。」

かあああああめたああああああああん

――じゃあ、芝居がすごく好きというわけではないんですか?
「それが一番というわけではないかもしれませんねえ」
――できちゃうからやるけど、あんまり思い入れがない?
「(前略)もうやらないでって言われたら、『あっ、はい。わかりました』って言っちゃうかも。だって俳優じゃなくてアイドルだもん。」

彼はあくまでアイドルなんだ。アイドルである自分を誇りに思って、すごく自然に受け止めてる。アイドルである自分と素の自分が違和感なく同時に存在している。それはとてもすごいことなんだろう。

――(前略)「芝居をする」ということはどういう位置付けになるんですか?
「出稼ぎだね。」

なんて潔い。それと同時に、とても嵐を愛している人だ。嵐担は幸せ者ですね。


他にも素晴らしい言葉がたくさんあるのだけれど、まあとにかく気になる人はみんな読んだらいいよ!買ったらいいよ!嵐の他メンからのニノに対するアンケートも愛に溢れていて、ああもうお前らみんな大好きだな!嵐って相思相愛だな!ってすごく幸せな気分になれます。嵐ってとにかく、アイドルのプロフェッショナルの集団だと思う。プロ意識の鬼の潤くんがいるからとかではなく、全員がとても自然体なんですよね。どんなときでも変わらないニュートラルさが全員に備わっていて、その質がとても高い。アイドルであることがとても自然なんだな。だからあんなにコンが楽しいし、冠番組も楽しい。「嵐」というもののクオリティをみんなが支えていて、一人になっても損なわれない。それはとても稀だと思う。ああ嵐ってすごいなあ。嵐担って幸せ者だなあ。昔、嵐担だったときは歯がゆさを感じたりすることもあったけれど、今の嵐担もそれは感じているかもしれないけど、完全に外から見ている今の私の立場からすると嵐担はすごく幸せだと思います。それをうらやましいと思ったらたぶん、だめなんだろうけれど。いつか、いつかね。とりあえず、カツンは全員このニノのインタビューを読めばいいよ。あかにしに航空便で送りつけてやりたいよ。


あと、ついでにポポロも買った。じんかめ対談あるっていうから買ったんですけど、超淡白でしたよこれ。ああでもそうよね、じんかめってそうよね!ふんだ!一番癒されてときめいたのが眼鏡ぴーというこの現実。わたし誰担ですか?ああめんどくさい生き物ですね、をたって。